2.測量でのユースケース

広範囲な現場の3次元データを短時間で高品質かつ色鮮やかに取得し、点群測量の業務拡大に寄与します

このようなお客様にオススメです

  • 道路台帳図面の作成を効率化したい方
  • 施工計画における現場調査の手間を削減したい方
  • 都市計画における施主や近隣住民との合意形成に点群を活用したい方
  • 公共測量でのLiDAR SLAM技術活用をお考えの方
  • 林道の点群データ(NavVis VLX2/計測時間:6分、経路長:203m、点の数:1.44億点)

  • 公園の点群データ(NavVis VLX3/計測時間:9分30秒、経路長:413m、点の数:2.04億点)

  • 橋梁下部の点群データ(NavVis VLX2/計測時間:10分、経路長:326m、点の数:9,652万点)

  • プラントの点群データ(NavVis VLX3/計測時間:27分50秒、経路長:391m、点の数:8,978万点)

利用シーン

  • 短時間で広範囲の点群データを取得し、現場調査の手間を大幅削減

    市街地、山間部、橋梁等といった広大な地形や複雑な構造物を、歩くだけで立体的な点群データとして出力し、現場の現況把握をサポートします。例えば上記の画像のように、橋梁周り計1kmをたった28分で計測し、3億点の点群として出力することができます。
  • モービルマッピングシステム(MMS)やドローンの補備測量

    車両が通れない歩道や橋梁下部、またドローンを飛ばせない街中を、NavVis VLXなら歩くだけで点群データを取得することができます。NavVis VLXは基準点を取得して平面直角座標系で点群出力できるため、MMSやドローンで取得した点群データの座標値と統合することも可能です。
  • 道路台帳図面の作成業務の効率化

    計測機器の設置が不要なので、道路規制の必要なく歩道や交差点の点群データを短時間で取得します。
    色鮮やかな点群だけでなく、反射強度も取得しているため、点群をトレースして道路台帳図面を作成可能です。
  • 公共測量での活用による業務拡大

    国土地理院「LidarSLAM技術を用いた公共測量マニュアル」に基づいて精度・性能試験の検証済みです。「様式1 LidarSLAM機器精度・性能試験記録」をご提供可能です。
  • 街や島の魅力を伝えるリアルで手軽なメタバース化

    NavVis VLXは高密度な点群に大量のパノラマ画像から色付けするため、写真と見違えるほどクリアな3次元データで現場を再現します。メッシュ化やCG化といった手間のかかる加工作業はまったく必要なく、美しい景観をそのままバーチャル空間に再現し、街や島の誘致に貢献いたします。
  • 都市計画・修景計画における合意形成

    NavVis VLXなら都市部の点群データを短時間で広範囲に、そして色鮮やかに取得可能です。鮮明でリアルな点群データ上で、無電柱化やビルの移設による景観のシミュレーションを行い、地方自治体や地域住民の方々と齟齬のないコミュニケーションによる円滑な合意形成を実現します。

NavVisが選ばれる理由

LiDAR SLAM式最高精度
総面積3.3万㎡の市街地を43分で計測し、基準点による補正なしでRMS誤差50mm、基準点による補正ありでRMS誤差40mmを実現できます。
色鮮やか
高密度な点群に、大量のパノラマ写真から色付けするため、写真と見間違えるほどクリアに現場を3D再現できます。
面上のノイズが少ない
高性能なSLAM技術に加え、頭頂部と胸部に搭載された2台のLiDAR装置により、高密度でありながらも面上のノイズが少ない点群データを出力します。
基準点の取得による自動で座標変換
地面や壁面の測量点(基準点)を計測中に記録するだけで、点群データの精度を向上させつつ、平面直角座標系など任意の座標系での点群出力が可能です。
簡単な操作性
手元のディスプレイで計測状況のプレビューがリアルタイムに確認可能です。起動後のキャリブレーション操作も不要なので、測量熟練者でない方でも簡単に点群が取得できます。
ストリートビューライクに現場確認
NavVis VLXなら、ストリートビューライクな360度バーチャルウォーク可能な現場3Dデータを点群データと同時に取得可能です。マンホールの種類や配電盤の盤名など詳細な現場情報を、現場で写真を別撮りする必要なく、改めて現場に確認に行く必要もなく確認することができます。

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