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技術コラム
2025.07.10

【現場検証】NavVis VLX3での土手計測

今回は屋外での計測結果を例に、NavVis製品が出力できる・内部計算に利用している計測範囲についてご紹介したいと思います。

突然ですが、皆様は次の画像のような環境をNavVis製品で計測できるとお考えでしょうか?

▲東京都内とある土手

周辺に特徴となるものが少ない環境なので、一見するとGNSS非搭載のSLAM式計測デバイスであるNavVis製品には一見計測が難しいと思うかもしれません。

しかし、実は計測が可能になるケースがございます!
それは「計測者から約50m以内に特徴(構造物など)が複数存在する」という環境です。

画像の環境を例にすると、計測者から半径30m内には特徴となるものはありませんが、計測者から30~50mの位置に構造物(画像右側)が存在するため、それらを目印として計測が可能になります。

実際にNavVis VLX3で計測したデータがこちらです。約700mの距離の形状を再現することができました。

▲NavVis VLX3で計測したデータ

特に弊社取扱いの製品でもNavVis VLX3はLiDAR(レーザーセンサー)を2台搭載し、広範囲を捉え続けることができるため、高精度な屋外計測を実現します。

NavVis VLX3についての詳細な情報はこちらからご確認ください。

またNavVis製品はデータ処理時に、点群出力範囲を3種類の設定から選択可能です。
それぞれの設定で出力される範囲は次の通りです。

  1. ハイコンフィデンス:~10m
  2. スタンダード   :~30m
  3. アウトドア    :~50m
▲点群出力範囲の設定画面

こちらの設定はあくまで「点群の出力範囲」ですので、「データ処理に使われる範囲」とは異なります。
データ処理には、「計測者から半径50m以内のデータ」が利用されます。

先ほどの土手の環境を例に考えてみましょう。
仮に処理時の設定をハイコンフィデンスにした場合、出力点群は計測者の軌跡から半径10mまでのものですが、内部処理には半径50mまでのデータが利用されています。

そのため、遠方の特徴を目印に処理が実行できるのです。屋外環境で計測できるか迷われた際のご参考になれば幸いです。

今回はNavVis VLX3での屋外計測例をご紹介しました。
NavVis製品は屋外でも高精度に色味が綺麗な点群を出力することが可能です。

・「屋外で計測してみたい環境がある!」
・「ストリートビューライクに確認したい!」

等々ございましたらコメント、ご連絡お待ちしております!
どうぞ宜しくお願い致します

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