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鳴門市デジタルアーカイブ
昨年前半は「LiDAR SLAM技術を用いた公共測量マニュアル」の検証のためにVLX街なか計測に明け暮れ、9月の「NavVis MLX」リリース以降は、工場、機械室、トンネル、公園など色んな現場でMLX計測していました。
今年もたくさんの現場を3Dデータ化していきたいと思っているのですが、
特に今年は「徳島県鳴門駅周辺~文化会館の丸ごと3Dデータ化」を目論んでいます!
昨年10月開催のKKE NavVis Summit Japan 2024にて基調講演いただいた京都大学 建築学科 田路先生によるお取り組みの一環で、
「鳴門市役所のデジタルアーカイブ化」と「鳴門市大道商店街の3Dデータ化」を実施しました。
■ 鳴門市役所 旧庁舎のデジタルアーカイブ化
戦後の鳴門市のシンボルとして親しまれてきた「鳴門市役所 旧庁舎」。鳴門市民の思い出や増田友也氏の建築思想を後世に残すべく、解体前の2024年6月にNavVis VLX3で3Dスキャンしました。
取得した点群データを使って建物の断面表示することで、上層階に行くにつれて柱が細くなっていることや、その柱から外側に向かって延びている梁も徐々に細くなっていることなど、写真では表現できない建物の構造を分かりやすく説明できるようになった、とご評価いただきました。

※本取り組みは、メディア数社に取り上げいただきました。
・NHK徳島「鳴門市役所旧庁舎 解体前にデジタルデータで記録へ」https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20240618/8020020511.html
・徳島新聞動画 TPV「鳴門市役所旧庁舎をデジタル空間に 3Dデータ計測」(鳴門市役所旧庁舎をデジタル空間に 3Dデータ計測)
■ 鳴門市大道商店街の3Dデータ化
また、鳴門市街づくりワークショップ活動の一環で、鳴門市大道商店街を含む鳴門駅西側一帯をNavVis VLX3で3Dスキャンしました(約9万㎡の範囲をたった4時間でスキャン完了)。
そんな短時間で取得した点群データですが、CGと見間違えるほど鮮明で、「無電柱化することで、商店街の景観がどう変わるかを見てみたい」といった要望や質問がたくさん出て、ワークショップの議論は活発化していました。
InfiPointsを使ってその場で30分ほど作業して電線と電柱を消し、無電柱化したデータをご覧いただいたところ、ワークショップ参加者から驚嘆の声が上がっていました。

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今年は「鳴門駅 – 鳴門市役所 – 鳴門文化会館」一帯をNavVisで3Dデータ化したいと思っています。 鳴門市文化会館は、鳴門市庁舎を設計した増田友也氏の遺作であり、モダニズム建築として名高い建築物です。
市役所や文化会館といった「人の集まる場所」と、駅や商店街といった「人の流れを作る場所」を丸ごと3Dデータ化し、「街の今」をアーカイブ化するとともに、「街の未来」を創ることにNavVisを活用いただけるかと思うと、ワクワクが止まりません!

本取り組みの背景や成果の詳細は、後日改めてブログ等でご報告したいと思います。
今年の目標に「文化財のデジタルアーカイブ化」や「街づくりでの点群活用」を掲げている方がいらっしゃいましたら、 全力でサポートいたしますので、お気軽にお声掛けください!
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