お知らせ
【イベント】初開催報告!!KKE NavVis Summit Japan 2023
11月7日に日本初のNavVisユーザー会「KKE NavVis Summit Japan2023」を開催しました。
約150名のNavVisユーザー様やNavVis導入検討中の企業様が一堂に会し、NavVisの最新技術や活用事例について情報共有しました。
皆様のご理解と温かいサポートに支えられ、イベントを成功させることができましたことを心より感謝いたします。
本ブログでは、イベント当日の様子を、ご紹介させていただきます。
当日は開発元のNavVis社や弊社構造計画研究所による講演に加えて、著名な大学の先生や先進的なNavVisユーザー様にご登壇いただきました。
開発元のNavVis社からは、新製品「NavVis VLX3」や将来戦略、また欧州自動車業界の事例紹介がありました。午後には、NavVisを用いた現場3D化に取り組むユーザー様から、NavVis導入背景や導入効果、製造現場におけるデジタル技術活用、パートナー様で開発されているツールとの連携など豊富な内容で会場は盛り上がりました。
さらに展示会や懇親会の場では、来場者様同士で活発なコミュニケーションが繰り広げられ、新しいビジネスチャンスの発見や連携の機会に繋げていただきました。
また、ご来場者様から
「具体的な事例を聞けて、NavVis導入のメリットや活用シーンがイメージできた」
「普段の業務では話せない・交流を持てない方々の講演を聞くことができ、有意義な時間を過ごせた」
「NavVis社と構想計画研究所のパートナーシップやNavVis社の歴史について知ることができた。ユーザー企業の活用事例や苦労も含めた生の声を聴くことができた」
という非常に好意的なご意見を多くいただきました。
講演
開発元NavVis社CEOのFelix氏からは、NavVis社の沿革・歴史や構想、またNavVis IVIONを含めたNavVis製品の今後の方向性についてご講演いただきました。開発元の想いを直接ユーザー様にお伝えできたことで、開発元とユーザー様の距離も非常に縮まったのではないでしょうか。
ご参加いただいた方からは
「NavVisの目指すところ、思想が確認できてよかった。今後の期待が持てた」
というコメントをいただきました。
NavVis製品の今後の発展と可能性に期待を高めていただけたのではないかと考えております。
基調講演として、早稲田大学の藤本先生と東京藝術大学の金田先生より、学術的な視点からお話しいただきました。
「普段触れ合う機会が少ない話をお聞きでき、有意義であった」
「一般的な商用事例とはまた違ったデジタル活用の新しい視点をご教授いただきました」
という声が多く聞かれました。
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NavVis GmbH CEO Felix氏
NavVis社の戦略と新製品の紹介 -
早稲田大学 藤本隆宏教授
デジタルものづくり戦略と協働型スマート工場 -
東京藝術大学 金田充弘教授
情報と物質とその間
午後の講演は「自動車・製造業セッション」と「建築・測量セッション」に分かれて行われました。
「自動車・製造業セッション」では、開発元のNavVis社 Stefan Sander氏より欧州での活用事例に関する講演を、ユーザー様の講演として数年前より先進的な取り組みをされている株式会社アイシン様、パートナー講演ではXVLツールの開発元であるラティス・テクノロジー様から講演をいただきました。
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NavVis GmbH EPSグローバル責任者 Stefan氏
NavVisの自動車業界における事例とサービス -
アイシン 川崎睦之様
Factory Viewの運用と活用事例の紹介 -
ラティス・テクノロジー 鳥谷浩志様
製造業のDXを3Dで実現する
ユーザー様・導入検討中のお客様ともに、どのようにNavVisソリューションを活用するのか、どのように社内で展開するのかを真剣なまなざしで聴講される来場者様が印象的でした。
質疑応答セッションでは、来場者様から多数ご質問があがり、積極的な意見交換が行われていました。
「建築・測量セッション」では、土木、建築、プラントなど様々な業界の方々にご参加いただきました。
ユーザー様の講演では、三菱電機様、日本インシーク様、および弊社構造技術部からNavVisの活用事例をご紹介いただき、梓総合研究所様からはNavVisを活用した維持管理業務のご紹介があり、また弊社NavVis事業室からはNavVis拡張機能の開発事例を紹介いたしました。
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三菱電機 安木俊之様
三菱電機プラント建設統括部におけるNavVis活用事例紹介 -
NavVis事業室 松山さん
KKE開発のNavVis拡張機能「現場3Dデータプラットフォーム」の紹介 -
梓総合研究所 松澤亮様
NavVisとNotionデータベースを活用した維持管理業務の提案
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構造技術部 三井さん
耐震補強事業でのデジタルツイン活用例
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日本インシーク 澤口侑様
NavVis VLXの測量分野における活用事例
自分たちの業務の幅を広げるよい機会ということで、真剣な聴講と講師や参加者との名刺交換など、積極的な交流が印象的でした。
展示
会場では展示ブースをご用意し、「NavVis VLX3」や弊社NavVis事業室で開発したNavVis拡張機能の実機デモだけでなく、パートナー企業のみなさまにもソリューションを出展していただきました。
休憩時間には多くの来場者様が展示ブースに訪問され、実機体験や意見交換が盛んに行われました。
また、弊社のパートナー企業の日本インシーク様とラティス・テクノロジー様のブースも非常に賑わいをみせ、来場者様からはNavVis製品だけでなく、パートナー様の事業内容と開発内容に関する質問も飛び交っていました。
今後のイベントでは、パートナー様との交流を強化し、ユーザー様により深く、効果的なサービスを提供したいと考えております。
当社構造計画研究所スタッフが行ったデモンストレーションは、ご来場者様にVLXとIVIONの操作や利点を直接お伝えすることができ、今後の発展に対する期待の高さを感じる空間となりました。
懇親会
締めくくりとして、懇親会を開催しました!NavVis社やユーザー様同士の交流を深めていただき、美味しい食事とともに、話に花が咲きました。
最後に
また、当日の様子をご報告するためのダイジェストムービーを添付させていただきます。ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
日本初開催となったKKE NavVis Summit Japan。来年以降もこのようなNavVis最新技術のご提供とユーザー様の交流の場を作り、皆様の現場3D化の加速をご支援していきたいと思っております。
これからも何卒よろしくお願いいたします。